ゆるり家のケセラセラな日常

愛すべき好々爺となった‘ゆきちゃん(義父)’と、楽天的な私‘ゆるり’との日常。時々‘真彦(ダンナ)’‘ちい(義妹)’も登場します。

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公開セミナー(パーキンソン病)へ~その1~

神奈川県理学療法士会主催によるセミナーに参加してきました。
7月17日は理学療法の日らしいです。

ちなみに、理学療法士(国家資格)はPTと呼ばれ、主にリハビリ現場で
人間の基本的動作(立つ、座る、歩く)の回復ためのリハビリテーションを
行っています。(おおまか説明)

似た資格の、作業療法士(国家資格)はOTと呼ばれます。
基本的動作からのプラスの動き、細かい動きの作業、行動ができるよう
リハビリテーションを行います。(おおまか説明)



理学療法フェスタは、約二ヶ月間のあいだ複数日に渡って、違うテーマで開催。

今年は、

1、公開講座 「介護予防キャラバン」目指せ健康長寿
2、理学療法セミナー 講演「健康な障害児」を目指した乳児期・幼児期の支援。
  シンポジウム 病院から地域で育むためのフォローアップシステム~~…
3、公開セミナー テーマ パーキンソン病の治療と理学療法
           第一部 パーキンソン病の治療
           第二部 パーキンソン病の理学療法

4、スポーツ障害セミナー 手関節骨折のリハビリテーション

プラス、理学療法見学会 県内リハビリテーション施設(複数日・数箇所)で、
理学療法士の業務見学と先日の横浜ヨッテクにて相談会。


今回わたしは、おしゃべり会bossと3番の公開セミナーにいってきました。
そう、パーキンソン病の…です。

レビーはパーキンソン病の兄弟とか親戚とか、はたまた同じものという説明を
されるものの、パーキンソン病のことは知らないなぁと思い、またリハビリが
どのような感じなのかわかるかな?と思いまして会場へ。


パーキンソン病は国に難病認定されていて、徐々に身体が動きにくくなる
病気で、たぶん難病のなかでは罹患患者が一番多いかもしれません。
ですから、PTさんなら必ず出会うであろう病の一つと思います。

無料公開セミナーで、内容がパーキンソン病だからか、定員100名はとうに
超えたらしく、会場が変更になったようです。
結果的に200名以上の参加があり、消防法危険と判断されるくらい満席状態
だったのには、主催者もびっくりされていたようです。

参加はパーキンソン病のご本人、ご家族、理学療法士、ほか施設関係者等の中、
やはり目立ったのはご本人さま。
狭い会場に苦労されながら移動されていました。



第一部は脳神経内科医による、パーキンソン病の治療について。

レジュメをパラパラとめくってみると、見慣れた文字が並んでいます。
ほとんどレビーの説明として使用できそうなほど酷似しています。

「やっぱり(ほぼ)同じ病気なんだなぁ」と思いました。

ただ、表示の仕方が違います。

当たり前といえば当たり前なのですが、わたしたちが「レビーにはパーキンソン
症状があるから」と一括りに説明していたものが、ちゃんと区別されています。


「パーキンソン病とは」
パーキンソン病とは、振戦、固縮、動作緩慢、姿勢反射障害(突進現象)を
主症状とし、黒質ドパミン系神経細胞の変性を主病変とする変性疾患の一つ
である。

神経細胞の中にαーシヌクレインというタンパクが異常蓄積(レビー小体)
することで、細胞変性 細胞死がおきる

「パーキンソン病の四大運動症状」

振戦:手足が震える

固縮・強剛:身体が固くなる

無動・寡動・動作緩慢:動きが鈍い

姿勢反射障害:バランスが悪い、転びやすい、まっすぐな姿勢が保てない

(結果的に歩行異常が起きる。小刻み歩行、突進現象、腕の振りが少ない。
 また、字が小さくなる(小字症)声が小さくなる(小声症)も運動障害)


そして、非運動症状として‘自律神経症状’と‘精神症状’があげられました。

‘自律神経症状’
便秘、頻尿、排尿困難、起立性低血圧、性機能障害、発汗異常、流涎
それと感覚障害(嗅覚低下、味覚低下)

‘精神症状’
うつ・不安、無気力、睡眠障害、覚醒障害(日中突然眠くなる)
レム睡眠行動異常(眠っている間に大声をだしたり身体が動いたりする)
むずむず足症候群、認知症(進行期に出現・遂行障害)、
幻覚(ないものが見える)・妄想(被害妄想)。


全部レビーの症状として羅列されたものと変わりません。
長い間パーキンソン病において、認知症は起きないとされていましたが、
近年、パーキンソン病プラス認知症(PDD)を認めるとされました。
*レビーが同じ分類とまでは認められていない、あくまで認知症状がでると
 いうだけ

おもしろいのが、認知症と幻覚・妄想がわかれている点です。
レビーでは認知機能障害の視覚の障害から幻覚が出現すると思われて
いますので、認知症の中に幻覚・妄想が入ってることが普通ですから。

パーキンソン病では、幻覚・妄想がでることがあるので、あるからといって
一概にレビー(その他認知症)であるといえないから分かれているのでしょう。
でも、これだけ症状が酷似していると、やはり同じじゃんと思うのですが…。


ただ、パーキンソン病を患っているからといって、必ずレビーになるとは
限りません。

だからか、パーキンソン病を治療する神経内科医の中には、断固として
「レビー小体型認知症」であるということを認めない医師もいらっしゃり、
認めないがために、薬剤過敏であるにもかかわらず、多くの薬を処方されたり
逆に幻覚や妄想をPDの症状(しかたのないこと)のようにおっしゃり、
何もされない医師もいらっしゃると聞いています。

ですから、レビー小体型認知症発見者の小阪医師は「レビー小体病」という
おおきな括りで同じとして、その分類のなかで「パーキンソン病」と
「レビー小体型認知症」を並べようとされています。


パーキンソン病に似た病気:パーキンソン症候群があるもの

<変性疾患(神経難病)>
レビー小体型認知症
多系統萎縮症
進行性核上性麻痺
大脳皮質基底核変性症
その他

<非変性疾患>
脳血管性パーキンソン症候群(多発性脳梗塞が主な原因)
薬剤性パーキンソン症候群(薬の影響・副作用)
中毒性パーキンソン症候群
正常圧水頭症
その他

また、ふるえを主症状とするものとして、
本態性振戦・老人性振戦・甲状腺機能亢進症

これらは非常にパーキンソン病と似ており、間違えやすく、進行によって
病名が訂正されることはめずらしくなく、誤診ではない。



ここでレビー小体型認知症とはじめてでてきましたが、似ているといった
以外は、まったく触れられず。

…いえ、ざっと全部を説明されたあと、レビーを含めて
「ここはまぁ気にしなくていいです」といわれたのでした。
ですから、思わずbossと目を合わせてしまいました。

質疑応答のときに、訪ねられて「同じグループ」といわれましたけど…。


今回のセミナーは、いわゆる万人向けのパーキンソン病の初歩的基本説明
なので、いたしかたないといえば、そうかもしれません。
でも、注意をうながすことはできたのではないかしら~と残念に思いました。


長くなりましたので、二回にわけます。


※レジュメを参考に抜粋して書いております。
 言葉、ニュアンスが違うかもしれませんことをご了承ください。




最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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パーキンソン病を引き起こす薬剤(一部)が
あげられています。
詳しく知りたいですか?
レビーではおなじみのあの薬剤たちですけど…。
どなたかの希望があれば、転記します。

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プロフィール

ゆるり

Author:ゆるり
レビー小体型認知症の義父(車いす・胃ろう・要介護5)との楽しい日々。
介護はテキトーに、お気楽にがモットー!?
カテゴリ「ゆるリ家の出来事」は「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」で書いていた物の中から‘日常’をまとめました。
はじめましての方は、「はじめに」をお読みいただくと、なんとな~く、状況がわかると思います。

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2011年3月までおしゃべり会ブログより

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