ゆるり家のケセラセラな日常

愛すべき好々爺となった‘ゆきちゃん(義父)’と、楽天的な私‘ゆるり’との日常。時々‘真彦(ダンナ)’‘ちい(義妹)’も登場します。

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ゆきちゃんの‘幻視’

また昨日休んじゃったな~すみませ~ん。
なんだか集中力がもたなくて…(汗)


先日、がってん記事、幻視について思うところを書きました。

今日は、久しぶりにゆきちゃんの見ていた幻視について。

すでに何度か書いているので、ずっと読んでくださっている方は
ご存知かと思いますが、お付き合いくださいませ。


幻視とひと言でいっても、見えるものはさまざまです。
見間違い:錯視も含みます…というか、いまは錯視している
状態を幻視といっているような印象です。

幻視と錯視は違うはずだったんですけどね。

どうして幻視が見えるのかは医学的にまだ証明されていないようです。

ただ視覚というのは網膜に映ったものを脳内変換して‘何か’と判断
するらしいのですが、レビーさんの場合、何もないような空間であっても、
残像や気配までも、視覚野の含む後頭葉の血流低下、判断するための
相互伝達みたいなものが、うまく働かないので作り出してしまう…?と、
なんとなくわたしは思っています。

ただ、幼少期の記憶が作用しているようだ…とずっと前小坂医師がいって
いたので、記憶を呼び戻して映像化している?とも思います。

見たことがないものは、見えないらしいですし。

まあ、いつもの適当な想像なので、ここは疑問に思ってもスルーして
ください。


で、本題。
ゆきちゃんはいまでも幻視があります。
わたしとの受け答えもしっかりしつつ、見えているようです。

といっても、いまでは何がみえているのか、本人は説明できないので、
こちらがおおよその見当をつけるだけですけど。

説明できないのに、なぜ幻視を見ているのかわかるの?とお思い?

わかるんですよ~~。

視線や表情で。

壁を見ながらニヤニヤしたり、話しかけたり、手を伸ばしたり。
一点を集中して見つめているときの大半は、何か見えたようです。

ゆきちゃんは幸い「怖い」という幻視はありませんでした。
「不思議」とも思っていなかったようです。

実は独居の頃のほうが幻視は顕著でした。
同居して不安が減ったので、幻視も減ったのかな?と勝手に思って
いますけど。



幻視の種類?はさまざまです。

老若男女、子供、顔だけという人物、大人数から一人だけという場合。
知っている人から、知らない人まで。
親指ほどの小人から大きな人まで。

水、花、糸、虫、小動物などは、みなさんからもよく聞かれますね。
ゆきちゃんは「指先から糸のようなものが出てくる」とずっと指を触って
いたり、‘何か’を握りしめていました。

また、床がゆがんでいる、穴が空いている、壁が倒れてくる、柱が、
欄干が、屋根が、窓が…とかうるさかったです。

家の中だけとは限りません。

ゆきちゃんは空中に鯉が泳いでいるといっていました。
道路の生垣の上に、綿の束があるとかき集めていました。
電線に女の子が座っているとか。
歩いていて、時々直線でなく歩くときもあり、そういうときは‘荷物’が
あったりしたようです。


ゆきちゃんは「自分にしか見えない」ということを理解していたので、
何回かはわたしに確認していました。

「いる?」って。

「お前には見えないんだよな」って。

そのうち確認をしなくなったので、減ったのではなくわたしが気づかなく
なっただけかもしれませんね。


我が家の場合、幻視が見えることが問題ではなく、見えることで本人が
ストレスにならないように、不安にならないように、妄想につながらない
ようにすればいいという考えだったので、肯定も否定も状況によって
使い分けしつつ楽しむようにしました。

あ、ちなみにアリセプトも抑肝酸もゆきちゃんの幻視を消すことは
できませんでしたね。

幻視のおかげで、手間がかかったり、時間がかかったり、面倒だったりは
ありましたけど、多くはスルーできるものだったり、ごまかし?ができた
ので、問題にはなりませんでした。


あ、大事にしたのは、当時は独居だったので訪問ヘルパーさんを頼んで
いましたが、ヘルパーさんやデイの職員さんに‘幻視’の説明をして
否定だけはしないで、意識を違うほうへ誘導してほしいとお願いしました。



幻視は奥が深くて、苦労されている方には申し訳ないのですが…
おもしろいです。

まあ、こういえるのは、ゆきちゃん自身が‘幻視’を受け止めてくれた
から~。

虫とかはわずらわしそうだったし、家のことに関しては妄想も加わった
から、かわいそうでしたけど。




幻視は否定しないのが基本ですが、安易な肯定ばかりしていると、内容に
よっては、思わぬ妄想が入り込み構築されてしまうので、妄想(意識障害)
が深くならないうちに、落としどころを決めて、ゆっくり時間をかけて
対応したほうがいいと思います。


あと、ゆきちゃんには「ないものが見えちゃう病気」と伝えていました。
だから「見えるのが当たり前」というスタンスで説明しつづけて、
「自分にしか見えない」を理解したのです。

経験からのお話でした。

対応は千差万別です。
どうすべきかは各家庭ごとにあると思います。



最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
ここをポチしてくれたら嬉しいです!
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ
にほんブログ村


金木犀?の香りが部屋まで上がってきています。
風が強いけど…暑い!

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント:投稿可能です。

ご案内

プロフィール

ゆるり

Author:ゆるり
レビー小体型認知症の義父(車いす・胃ろう・要介護5)との楽しい日々。
介護はテキトーに、お気楽にがモットー!?
カテゴリ「ゆるリ家の出来事」は「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」で書いていた物の中から‘日常’をまとめました。
はじめましての方は、「はじめに」をお読みいただくと、なんとな~く、状況がわかると思います。

カレンダー


10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

かえるぴょこぴょこ

最新記事

月別アーカイブ

11  05  03  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10 

2011年3月までおしゃべり会ブログより

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。