ゆるり家のケセラセラな日常

愛すべき好々爺となった‘ゆきちゃん(義父)’と、楽天的な私‘ゆるり’との日常。時々‘真彦(ダンナ)’‘ちい(義妹)’も登場します。

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ゆきちゃんが逝ってしまった おわり

長々と書いてきましたがこの記事で終わりです。

たくさんの感謝をわたしたちを支えてくれたみなさまに。(ほぼ私信)


「ありがとうございました」

わたしは恵まれた環境で介護生活ができました。
数々の優しさがわたしたちを包んでくれていました。

二週間のうち、いつだったかいい天気で暖かい日がありました。
ベランダにでポカポカの日差しをあびたら、たくさんの感謝があふれてきました。

近所の方々やマンションの方々の心遣いを嬉しく思い出しました。
スーパーや散歩道でも優しさに触れました。
パート先はいつも我が家の状況に配慮してくださいました。

ケアマネは楽しく話をきいてくださいました。
デイサービスで、ゆきちゃんがどうすればレクに参加できるか考えてくださいました。

P1020894.jpg

ショート施設では個別に吸引チェックシートをつくってくださいました。
たくさんの要望に応えようとがんばってくださいました。

訪問医や看護師さんは「在宅で」というわたしの目標を理解し、負担が少なく
無理のない診療をおこなってくださいました。
とくに看護師さんはいつでも電話して相談できる心強い方々でした。
薬剤師さんとは玄関先でいつも長々とおしゃべりしました。

ブログの読者のみなさん、見守ってくださってありがとうございました。
おしゃべり会のみんな、ゆきちゃんを「レビーの希望」といってくれてありがとう。
こんな結末になるとは思っていなかったです。ごめんなさい。
みなさんの生活に幸あれと祈っています。
おしゃべり会にはできるだけ参加しますので、これからもよろしくです。

親戚のみなさん、いい加減なわたしを認めてくださってありがとうございます。
正直、最初の頃は意見の相違で胃が痛くなりました。
いくつかのキツイ言葉はトラウマのようになっています(笑)
でもわたしたちが、会いに行くたびに感謝してくださるお姿に緊張が解けました。

実家。
両親が元気でいてくれることがありがたいと一番に思う。
姉夫婦と同居だからと安心してほったらかしでごめんなさい。
定期的に電話をくれて嬉しかったです。
お正月には「ゆきちゃんを連れてきちゃえばゆっくりできるでしょ」との言葉に甘え、
三人でお邪魔しましたね。
ゆきちゃんを受け入れてくれた家族みんなにありがとう。


ちい、お疲れ様でした。
実はこんなに協力してくれるとは思っていませんでした。ごめんなさい。
実子なのにキーパーソンはゆるりさんだといつも尊重してくれて助かりました。
いいたいことがあったかもしれないのに、わたしの思うようにさせてくれた。
週に2回を9年間、バスと電車で片道約2時間。
雨の日も体調が悪い日も通ってくれたおかげでパートをやめずにすみました。
旦那様にもお礼を。
ありがとう。


そして、真彦。
家事の手抜きはひどいものだったのに、さりげなく手伝ってくれて嬉しかった。
「俺は何もしていない」といつもいっていたね。
うん。わたしは家事も介護も真彦にやらせないようにしていた。
もちろん全部できるように叩き込んだけど、頼らないようにしていたんだ。
真彦がくたびれちゃったら、わたしの寄りかかるところがなくなっちゃうから。
「手伝ってほしかったら言葉で頼むから」
これがちょうどよかったの。
頼めばとんできてくれたでしょ?だから安心していたの。

会社から帰るとゆきちゃんの顔をのぞきにいっていたでしょ?
「ゆるりにしか笑わないんだ」っていじけていたのには笑った。
いえいえ、ちゃんとゆきちゃんは答えていました。

P1010575.jpg  P1020096.jpg  

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幸せな時間だと思っていたよ。

「いつでも施設にいれていいからな」といってくれてありがとう。
「地震がきたらお父さんをおいてお前は逃げるように」といってくれてありがとう。
「何かあったら会社は休むなり早退するなりするから」といってくれてありがとう。
「ゆきちゃんは心配するな。楽しんできな」と遊びに送り出してくれてありがとう。

真彦はいつもわたしを一番に考えてくれた。
だからわたしはゆきちゃんを大切にできたんだ。

「家に帰るとホッとする」といってくれて嬉しかった。
三人で新しい生活を始めて真彦のことはいつも二の次になってしまっていたのに
それでも「我が家が一番」とまっすぐ帰ってきてくれた。

告別式を終えて自宅に帰った日の夜。
「いままでありがとう。お疲れ様」と花束をくれてありがとう。
思いがけないことで、ボロ泣きしてしまったよ。


最後に…ゆきちゃん。

幻視で黒いモヤモヤがでて襲われそうになったときに、わたしの前に立ちふさがり
「逃げろ!」と助けてくれたね。
いたずらっ子の顔して「内緒だぞ」と幻視の宝物を見せてくれたね。
「俺はどうなっちまうんだ」と私の腕の中で泣いたね。
「真彦が~~」と喧嘩するたび子供のように言いつけにきたね。
歩くときに腕を組むといつも照れていたから、おもしろかった。

「おはよう」って顔を覗き込むと目を覚ましてフフッって笑ったね。
「ギュ~~」っていいながら抱きしめるといつも迷惑そうな顔をした。
でも「好きだよ~」っていいながら抱きしめると、時々嬉しそうな照れた顔してた。
熱をだしてウンウンいっていても、おでこに手をあてて「大丈夫、大丈夫」って
呪文のように繰り返すと不思議とスヤスヤ寝てくれた。

音楽に合わせて歌ったり踊ったり、散歩に行って花を見たりわんこを触ったり、
旅行で温泉に入ってリラックスしたり、たくさんの思い出が残ったよ。


「レビーか。かっこいいな」
病名を聞いてそういっていたゆきちゃん。
わけわからんからと笑い話にしようとしていたんだよね。

大声や、暴れることは皆無。夜間に起きだすことも、昼夜逆転もほとんどなく、
幻視は自分だけと理解し、妄想も言いくるめられる程度だった。
安定しておとなしく、素直で人気者だったゆきちゃん。

ありがとう。ゆきちゃんが頑張ったおかげで楽しい生活ができました。
不安に思うことたくさんあったと思うけれど、どれほど癒してあげられたのかと
考えます。

でも…幸せな出来事がたくさんあった。
毎日笑った日々だった。

ゆきちゃん、ありがとう。ゆっくり休んでね。



たくさんのたくさんの愛情に包まれて、ゆきちゃんとの生活ができました。
めんどくさいと思うことはあっても、嫌だと思うことなく生活できたのはみなさんの
協力のおかげだと思っています。


本当に本当に

ありがとうございました

         

            P1010049.jpg 


これでゆきちゃんの話はおしまい。





追記:数日後になると思いますが、介護用品の記事を書きます。

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  • 2017.04/06 14:11分 
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ゆるり

Author:ゆるり
レビー小体型認知症の義父(車いす・胃ろう・要介護5)との楽しい日々。
介護はテキトーに、お気楽にがモットー!?
カテゴリ「ゆるリ家の出来事」は「レビー小体型認知症介護家族おしゃべり会」で書いていた物の中から‘日常’をまとめました。
はじめましての方は、「はじめに」をお読みいただくと、なんとな~く、状況がわかると思います。

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2011年3月までおしゃべり会ブログより

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